和名

 アツミゲシ (帰化)

 ケシ科

撮影地

学名

 Papaver setigerum

春の野草 赤い花

セティゲルム種というケシにあたり、渥美半島で見つかったからこんな名前になったらしい。渥美半島には罪は無いんですが。
厚生労働省曰く「植えてはいけないケシ」。なんか引っかかるなその言い回し・・・大麻・けしの見分け方は結構面白いです。
麻薬成分が含まれるので栽培しちゃダメと言うことらしいが、濃度は1/1000位しかないらしい。
そうするとここからアヘンを作るのは1000倍の労力が要るって事だな。
子房に傷を付けると白い汁がでてきて嘗めるとめっちゃ苦い。こんなものよく使う気になったもんだ。

たまーに新聞を賑わせているけど、植えてはいけない割にはその辺に結構生えている。勝手に生えてるんだし、誰も興味を持ってないからほったらかしですわな。見かけると抜くようにしてるんだが、よそさんの土地に群生になっているとどうにもなりまへんわ。
担当課に電話してもあんまり気がなさそうだし。
時期が時期なんで、集落の草刈なんかで一緒に刈られているのも見かけますね。

2016/02/04作成


この芯の方が黒く見える花弁が特徴です
撮影日 05/01 撮影日 05/01

その辺の畑の中にもポツポツと

葉は茎を軽く抱いてます
撮影日 05/13 撮影日 05/13

行くところに行けば、もう嫌ほど群生してます

つぼみには毛がゴワゴワと
撮影日 05/17 撮影日 05/17